PLC異議申し立て電波監理審議会
    異議申し立て第9回審理 参加記

                    草野 利一

 3月31日開催されたPLC型式指定異義申立の第9回審理について報告致します。

 先ず申立人側が申請していた参考人として、北川勝浩氏(大阪大教授)、青山貞一氏(東京都市大教授)、土屋正道氏(会社役員)が認められ、国側からは杉浦氏(東北大名誉教授)が認められました。

 佐藤主任審理官より、杉浦氏は国のPLC技術基準作成に深く関わった人なので参考人というより鑑定証人ということになるとし、最初に杉浦氏への尋問を行うことになる。

 尋問は技術に関することなので、あらかじめ国が尋問書を作成し、それに対する杉浦氏の陳述書を要約で良いので次回審理前に出して欲しいと求めました。

 国側代理人は杉浦氏に聞かないと確答はできない、努力すると煮え切りません。申立側の海渡弁護士が、少なくとも尋問日の1カ月前までに出して欲しい。事前に出ていれば当日の反対尋問も可能になると強く求めます。

 佐藤主任審理官も迅速な審理の為にもやはり事前に出して欲しい。国側の尋問はこういう事で適法だという認否になるので作成は難しくないでしょうと迫ります。ここまで言われて国側代理人も承諾するしかなくなりました。

 続いて次回審理日の打ち合わせが行われ、7月22日(水曜)と決まりました。

 午前中に杉浦氏に対する国側の尋問が行われ、午後に申立人側の杉浦氏への反対審問が行われます。

 国側は6月15日までに尋問書と陳述書を提出し、申立人側の反対尋問書は7月10日までに提出することになりました。これで本日の審理は終了しました。

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 いよいよ国とメーカーの希望に添ったPLC技術基準を作成したと言っても言い過ぎない杉浦氏が審理の場に登場し、異議申立人側と対決することになります。ここまで来るのに何と長かったことか...正念場です。

 7月22日は是非傍聴に参加されますようお願い申し上げます。

PLC行政訴訟事務局
JA1ELY草野利一