日本アマチュア無線連盟(JARL)
      の役員選挙と総会に際し!



                      JA1ELY 草野利一

 今年はJARLの役員選挙の年です。

 理事を始め監事、評議員、支部長が改選されます。任期が2年ですから何かしょっちゅう選挙が行われているような気がしないでもないです(笑)。

 選挙に掛かる経費は大変なもので、現在のJARL予算では相当な負担になります。我々会員(正式には社団法人の構成社員)はこの費用負担を有益かつ意義有るものにしなければなりません。すなわち安易に棄権せず、是非真剣に選挙に取り組んで頂きたいと思います。

 ここ数回書いてきましたが、JARLの関心は公益法人問題に集中しています。その証拠に、2008年冬号のJARL NEWSで会長は、『アマチュア無線の発展と新たな公益法人の認定に向け、皆様のご支援をお願いします』というタイトルで巻頭言を書いています。現JARL執行部としては公益法人認定は既定方針なのです。

 前回書きましたが、総予算6億の半分以上を不特定多数の為に使わなければならない公益法人に認定される必要はないでしょう。JARLは日本のアマチュア無線局の利益とアマチュア無線界の発展の為に組織されているのです。JARLが果たしている各種の社会貢献を発展させれば良いのです。「国が定める公益事業」と団体が行う社会貢献とは似て非なるものです。

 現執行部が公益法人認定路線で突っ走るのを阻止するには外野であれこれ言っていても難しいでしょう。やはり選挙で公益法人認定に懐疑的な候補者を選び、執行部内でしっかり議論して貰うのが最善です。

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 昨年のJARL総会で筆者は2000通もの委任状を頂いて、JARLがPLCに賛成した経緯他について質問致しました。多くのアマチュア無線家がPLC解禁は無線通信に悪影響を与え、反対だと主張してきました

 発売されたPLCモデムを購入し実験すると、案の定想像以上の高レベルの漏洩ノイズが存在することが判明しました。

 JARLの賛成が国のPLC規制解禁を決めた理由に含まれていることは、PLC裁判を通じて明らかになりました。実に悔しく情けない思いでなりません。

 来月役員選挙の投票用紙が会員に届きます。その際総会委任状も一緒に配布されます。

 筆者は今年の総会では、公益法人認定問題とPLC賛成を撤回して貰うよう質問します。総会質問を効果的にするため、是非皆様に昨年以上の総会委任状の獲得にご協力頂きたいと思います。総会委任状をムダにしないでと、皆様の友人、知人に呼びかけて頂ければ幸いです。よろしくお願い致します